富田一彦『試験勉強という名の知的冒険』
- 作者: 富田一彦
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何となく買ってみた本でしたが、
大当たりでした。
問題には「手がかり」と「雑音」がある。
いかに雑音を排して、手がかりを見つけるか、が
問題を解くということである。
その通りだと思います。
そして問題を解くための力として、
必要最低限の知識、観察力、判断力を
いかに養うか。
自分のやっていることや考えていることが
ピタリと言語化されるのは嬉しい経験ですね。
考えることと、それを言語化することは
全然違う能力ですので。
「勉強嫌い」には受け入れられにくいタイトルですが、
量の勉強に辟易している子にこそ読んでほしい本です。
学級文庫100選(計画中)に入れたいと思います。