富田一彦『試験勉強という名の知的冒険』

試験勉強という名の知的冒険

試験勉強という名の知的冒険

 

何となく買ってみた本でしたが、

大当たりでした。

 

問題には「手がかり」と「雑音」がある。

 

いかに雑音を排して、手がかりを見つけるか、が

問題を解くということである。

 

その通りだと思います。

 

そして問題を解くための力として、

必要最低限の知識、観察力、判断力を

いかに養うか。

 

自分のやっていることや考えていることが

ピタリと言語化されるのは嬉しい経験ですね。

 

考えることと、それを言語化することは

全然違う能力ですので。

 

 

「勉強嫌い」には受け入れられにくいタイトルですが、

量の勉強に辟易している子にこそ読んでほしい本です。 

 

学級文庫100選(計画中)に入れたいと思います。