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アクティブラーニング&ICT最前線

ー21世紀型授業づくりへの挑戦。あと読書。ー

稲垣忠『授業設計マニュアル 教師のためのインストラクショナルデザイン』

読書記録

 

授業設計マニュアル―教師のためのインストラクショナルデザイン

授業設計マニュアル―教師のためのインストラクショナルデザイン

 

 

教材設計マニュアル』の姉妹書。

 

「教材設計」よりも広く「授業設計」という視点から、

もちろん教材≒教え方・観点を軸にしつつも、

様々な学習理論や、時代背景に基づく新しい知見も盛り込み、

解説をしています。

 

『教材設計マニュアル』に比べると、

授業というものの性質上、

「こうしたら最低限の授業が創り上げられる」

というまでの内容ではありませんが、

(果たしてそんな内容の本が書けるのかどうか…)

 

しかし、教育実習に行く前にはぜひ読んでおきたい、

教師として持つべき最低限の視点は

外さずに提供してくれています。

 

 

個人的に関心を引かれたのは

学習意欲に関するARCSモデルです。

 

学力の多様性よりも学習意欲の多様性の方が

対応するのが大変だと感じています。

 

実践から学ぶことが大切なのは言うまでもありませんが、

理論が解決の糸口となってくれる部分については、

しっかりと理論を学んで改善していきたいです。

 

教職に就いたばかりの頃は、

「学んできた理論なんて役に立たない」

と感じることもありましたが、

 

それは単に「役に立たせるだけの技量がなかった」だけのことと

今では感じています。

(いまでも技量が身に付いたわけではありませんが、

理論を活かしてみようとする余裕は少し生まれてかなと)

 

現場にいる以上、実践は自然と積み重なっていくので

(「自然と」を、意識的に質を上げる必要はあります)、

意識的に理論を学び、バランス良く専門性を高めていきたいです。