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アクティブラーニング&ICT最前線

ー21世紀型授業づくりへの挑戦。あと読書。ー

永野裕之『根っからの文系のためのシンプル数学発想術

読書記録

 

根っからの文系のためのシンプル数学発想術

根っからの文系のためのシンプル数学発想術

 

 

大人のための数学勉強法 ― どんな問題も解ける10のアプローチ』や

大人のための中学数学勉強法』、

問題解決に役立つ数学』の著者による「文系」向け数学本。

 

いきなりセンター現代文の問題が出てきて、

それを極めて論理的に解き始めます。

 

センター現代文という枠内において、

テキストを論理的に分析して解答を導く、

という戦略は非常に適切だと思います。

 

本文の内容が全く分からなくても、

センター現代文の問題は解けます。

 

客観式な問題である以上、

回答者の頭の中にも、出題者の頭の中にも、

まして本文著者の頭の中にも、

解答の根拠を求めてはいけないわけで、

であれば、すべてテキストに答えの根拠が書いてあるわけです。

 

実際、生徒にもそう伝えていますし、

(たまに国語の相談もされるのです)

それでセンター現代文の問題は解けるようになっています。

 

あえて「センター現代文」と繰り返している通り、

ある意味ではセンター現代文にしか通用しない方法ですが。

 

要するに「文章を徹底的に客観的に読む」ということです。

 

しかし、そういう意味では、センターでない現代文にしても、

それ以降の大学生や社会人におけるテキスト読解にしても、

基礎としては持っていなければならない力なわけですが。

 

・・・数学の本の話でした。

 

永野さんの本は、読みやすくて良いですね。

 

ポリアの『いかにして問題を解くか』の

現代語訳版と言ってもやや過言なくらいです。

 

数学における考え方のポイントを的確に抑えて、

分かりやすく説明しています。

 

 

あと、指揮者の話が何回か出てきますが、

初耳なことばかりで面白かったです。