牧田秀昭『教える空間から学び合う場へ』
これはすごい。
中学の数学の授業として、
非常に興味深く、質の高い授業が実践されています。
今でいうアクティブラーニング型の授業で、
生徒たちがどんどん本質に向かっていくような学びの仕掛けがたくさん。
授業レベルだけでなく単元、3年間、あるいはそれ以上も見通して。
お手本にしたい、理想に近い授業の1つです。
全然言葉で説明できないので、
数学の先生やAL授業を実践している先生にぜひ読んでほしいです。
本を読み始めて、これはすごいと思って、
見学に絶対行こうと思ったのですが、
事例を読んで、この授業風景を見たことがあることに気が付きました。
佐藤研のゼミで大学院2年生のときに見た授業でした。
当時も面白い授業だと思いましたが、
そうはいっても現場を知らない学生の目線。
数学の教師として現場で悩んだ今だからこその、
授業の質の高さと内容の深さが見えました。
最近受けた刺激の中ではかなり大きな刺激です。