東大家庭教師友の会『東大生が捨てた勉強法』
書く暗記、まとめノート、苦手ノート、予習、参考書、
そして受験の一般論や常識、、、色々と捨てています。
捨てることで、洗練されていくのでしょうね。
「あーそうそう」と共感できる部分が多くて面白いです。
当たり前ですが、これが万人に合うやり方ではないですし、
この本の中だけでも真逆の勉強法をしている人もいるわけですし、
大事なのは、自分が納得できる勉強法を自分で見出して、
後悔しないだけの努力をできるかどうか、ですよね。
面白かったのは、それぞれの東大生が紹介する「勉強法」の中に、
だいたいメンタルコントロールの要素が含まれていること。
勉強したプリントを思い切って捨てると気持ちがいいとか、
後で見直せばいいや、という気持ちにならないように捨てるとか、
毎日苦手教科をやるとパフォーマンスが落ちるからまとめてやるとか、
そうやって自分の感情やその変化を自分で把握して、
うまくコントロールできる人が成果を上げるのだろうなぁと思いました。