青木ゆか『ずるいえいご』
とても分かりやすく、面白い。
ずるいえいごとは、「捨てる英語」のことです。
意味を8割(残り2割が本質的に伝えたい事)捨て、
抽象語(具体的でない言葉)を捨て、
大人語(難しい言葉)を捨て、
直訳(日本語に該当する英語を探す)を捨て、
カンタンな英語で言い換えて話しましょう、ということ。
全くその通りだと思いますし、
これをやりたいのですが、
「しっかりした英語を話さなきゃ」というプライド?が邪魔をしたり、
そもそも言い換えるだけの柔軟な頭がなかったりで、
なかなか難しいのです。
でも、この本は、とても具体的で良いですね。
言い換える練習もたくさん出来るし、
その例文も中学英語レベルで分かりやすいし、
大人語を捨てる
=子どもに「~~って何のこと?」と聞かれたらどう答えるか、を考える。
抽象語を捨てる
=井戸端会議でおばちゃんに「~~って?何をしたの?何て言ったの?」
と掘り下げられたらどう答えるか、を考える。
と言われると、なるほど、と思います。
何より、単語を覚えなくても良いんだよ、というのが嬉しい。笑
もちろん積極的に話したい分野の言葉は覚えたいですけどね。
一人でも練習できるし、思い立ったときだけでも練習できるし、
意識してみようと思います。