喜多川泰『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』
- 作者: 喜多川泰
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/08/15
- メディア: 単行本
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これはとても良い小説。
小説というジャンルに収まるのかどうか。
悩める就活生たちにはもちろん、
高校生たちにもぜひ読んでほしいです。
川村元気『世界から猫が消えたなら』
日経デザイン『実践 デザイン・シンキング』
<目次>
【第1章】 デザイン・シンキングとは何か
なぜ今、デザイン・シンキングなのか/フィールド観察の実際/ワークショップの実際
【第2章】 事例──発想を育てる
[ヤマハ] 3カ月単位のプロジェクトはデザイン思考の“種まき"
[ソニー] 「インテリア」の視点で見れば、テレビは不要
[リコー] 360度画像を1回で撮影、世界初の製品に
[ブリヂストン] タイヤ技術でゴルフシューズの履き心地を追求
[三菱重工グループ] 生活者視点でインフラ事業を考案、人材育成も推進へ
【第3章】 事例──顧客起点を徹底
[ヤフー] タブレット向けなど、全社を挙げて新しいネットサービスの創造へ
[富士ゼロックス] 徹底的な現場観察から生まれた新発想の文書管理ソフト
[柿本榮三美容室×ワールドなどアパレル各社×東芝グループ]
顧客の行動分析が起点になった、美容サロン経由のアパレル販売
[富士里和製紙×プラグ] 新たな持ち方生んだデザイナーとリサーチャーの眼
【第4章】 事例──現場主義を貫く
[オイシックス×シー・アイ・エー] 体験型食品スーパーを生んだプロトタイピング
[コクヨファニチャー] ユーザー参加型ワークショップから生まれたロビーチェア
[メタウォーター×富士通グループ] リアル画像に最新データを重ねて表示、熟練者のノウハウ伝承
[セブン銀行×NEC] 障害者や高齢者、外国人にも心地よい体験を
【第5章】 事例──新たな社会基盤へ
[日立製作所] 将来の生活者の姿を捉えて社会の課題を解決へ
[NPO法人グリーンバレー] アイデアではなくアイデアを出す人を循環させる
[在英日本大使館] 日本人が気付かない日本を浮き彫りにする
[海外事例] 社会的な課題を俯瞰して捉え、解決に導く
【第6章】 成功のカギは全社が一丸となった推進体制
・一過性で終わらせず、社内に定着させることが成功のポイント
アキレス・ハマノパッケージ・SAPジャパン・SCSK・ベネッセコーポレーション
【第7章】 クリエイターがビジネスを主導
[内田洋行] 多くの社長が来訪、予約困難な見学者コース
[こども×くすり×デザイン実行委員会] 子どもの服薬をラクにする工夫をワークショップで導き出す
[TAKT PROJECT] 独自手法で商品を改善指導、販売価格の向上につなげる
[IT業界に見るデザイン・シンキング] 富士通・NEC・東芝・三菱電機インフォメーションシステムズ
【第8章】 デザイナーの役割が変わる
デザインシンキングとは何か、を簡潔にまとめつつ、
それを取り入れた組織や企業の実践例が豊富に載っています。
デザインシンキングによって何が出来るのか、
という点でかなり参考になりました。
吉藤智広『Preziで極めるビジュアルプレゼンテーション』
<目次>
第1章 プレゼンテーションにデザインを
第2章 Preziの基本と使い方
第3章 Preziをデザインする
第4章 色をデザインする
第5章 文字をデザインする
第6章 写真をデザインする
第7章 イラストをデザインする
第8章 動くイラストをデザインする
第9章 奥行きをデザインする
第10章 もっとデザインする
こちらはデザインのテクニックについての内容です。
かなりハイレベルなプレゼンを作ることができそうです。
が、初心者にはちょっとレベルが高すぎることも・・・
使ってみたいものから、1つずつ慣れていくのが大事ですね。
筏井哲治,高橋佳佑『Preziで始めるズーミングプレゼンテーション 第2版』
<目次>
第1章 Preziの世界を覗いてみよう
第2章 Preziの世界へようこそ!
第3章 Preziを使いこなす
第4章 想像力は溢れ出す―知を結集する
第5章 驚きと共に世界観を表現する
第6章 優れた語り手になる
第7章 Preziがあなたにもたらすもの
Preziの使い方についての解説が主なのですが、
後半はプレゼン全体についての話でした。
プレゼンの本としてもかなり参考になる、良い本です。
NHKスペシャル取材班『女と男 〜最新科学が解き明かす「性」の謎〜』
- 作者: NHKスペシャル取材班
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/01/25
- メディア: 文庫
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<目次>
第1章 男と女は何が違う?なぜ違う?
医療の世界の性差 女性の心臓病はなぜ無視されたのか?
かかる病気は同じなのに薬の効き目には男女差がある ほか
第2章 惹かれ合う2人―恋する脳と身体のメカニズム
脳を画像化する「fMRI」が恋愛のメカニズムを解明する
「恋する脳」をスキャンせよ ほか
第3章 すれ違う2人―恋の賞味期限と男女の未来
燃えるような恋は体力を消耗させる!?
なぜ離婚のピークは全世界共通で結婚4年目なのか ほか
第4章 男が消える?そして人類も消える?
忍び寄る「精子の劣化」という危機
自然に任せるべきか否か 精子の劣化に隠された人間の本質 ほか
女と男の違いに、科学的なアプローチで迫っています。
科学なので1つの研究結果に過ぎないとも言えますが、
実感としても説得力のある内容でした。
何でも同じにすることが平等ではないですね。