クラスづくり「インタビュー、私のやりたいこと、印象を語る、相互紹介」
担任ができるコミュニケーション教育―中高校用プログラムとシナリオ例 (ほんの森ブックレット)
- 作者: 小林昭文
- 出版社/メーカー: ほんの森出版
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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小林先生の書かれた本をそのまま参考にさせていただき、
4つのワークを実施しました。
まず2人ペアを作っての「インタビュー」。
2分間、片方の人が質問をし、もう一人が答える、
というワーク。
もちろんスムーズにできる子も、
何を質問しようか悩んでしまう子もいましたが、
「質問をする時間」ということが明確になっているお陰で、
黙ってしまっても、質問を考えているんだなと受け止められ、
気まずい雰囲気になっているペアはありませんでした。
続いて「私のやりたいこと」。
2分間、やりたいと思っていることを箇条書き風に話す、
というワーク。
最初に私がモデルとして実演しました。
もちろん緊張するし、恥ずかしさもあるのですが、
子どもたちが良い顔で聴いてくれたので嬉しかったです。
正直、こういう自己開示は苦手でほとんどしないので、
自分にとっても良い機会でした。
今日の1時間で、
自分が一番良い経験をできたのではないかと思います。
続いて「印象を語る」。
2分間で相手の印象を(もちろん良い印象を)相手に伝える
というワーク。
これもまずモデルとして、
新しいクラスの印象を担任として話しました。
日頃から良い子たちだなと思っていても、
普段それを伝える機会はないので、
こうして伝えられたことも良かったし、
自分の中でクラスの良さを再確認できたことも良かったです。
やっぱり恥ずかしかったですけど。
最後に、ペア×2で4人グループを作って「相互紹介」。
2分間で、先ほどまでペアだった相手を、
新しい2人のメンバーに紹介する、というワーク。
今までほとんど話したことがなかった子が
ペアになっていたところもあったので
2分間は長かった場合もありましたが、
グループの雰囲気に支えられて気まずい沈黙にはならず、
2分間が過ごせていました。
コミュニケーションが苦手な担任の元でも、
終始和やかな雰囲気で進んでくれて、
本当に子どもたちに支えられて、良い時間になりました。
週1回も取れないことが多いLHRの時間ですが、
クラスで時間が取れたときには
またこういうワークをやろうと思います。
冒頭の本を書いてくれた小林先生に感謝、です。
ありがとうございます。