2012年度の振り返り~授業の構成~
昨年度の実践をまとめる時間が
いよいよ取れなくなりそうなので、
実践当時のメモをほぼそのままに
記録として残しておきます。
・配布物
前回の小テスト
パワポ資料(スライドそのまま)
演習プリント(教科書の練習問題+チャレンジ1題)
演習問題解答(教科書付属まま)
小テスト(演習問題の抜粋まま+振り返り欄)
・授業の流れ
授業開始前にプリント配布(小テスト以外)
座席移動(4人グループ)
開始10分でパワポを使って解説。
※教室のテレビを使用したため遠くから見づらい
※背中側に画面がある生徒もいる
※電子黒板を利用して正面に映すのが良いか
続く30分でグループ演習。
「まずは自力で解いてみること」を推奨」。
資料はもちろん見て構わない(解答含む)
「壁にぶつかって疑問が生じたら、そこで相談する」
最後10分間で小テスト。
7分間で解答、2分間で相互添削、1分間で振り返り
※どうしても慌しい。
・配布資料の作り方、意図
パワポは教科書の本文・例題に基づいて、
自分が板書したいこと、説明したいことを、
のちの演習時間で参考にできるように作成。
この準備が一番時間がかかる。
1時間の授業に対して、3時間程度の準備時間。
同じ内容を他のクラスで実施するのであれば、
訂正や改善が容易にできるのも良い点。
印刷の都合もあり、16枚以内に収める。
分量は例題2~3つ分。
ただし3つだと、
3番目の話題に1番目の内容を使うこともあり、
消化不良が起きやすい。
演習プリント、解答プリントは教科書そのまま。
作成時間短縮のため、スタディエイド(プリント作成ソフト)
を利用してそのまま持ってきている。
準備に時間を取られすぎないことも、
継続していく条件と考える。
あるいは他の先生方も「これならやれそう」
「やってみよう」と思えるのではないか。
※「パワポとプリントがあれば誰でもできる授業」
の良し悪し。学校としてのスタンダードと、
教員の個性のバランスをどう取るか。
パワポでの例題の解説の中に答案の記述例も入れる。
あとの演習で参考にできるように。
ただし解説時間ではあまり触れない。
小テストの内容は基本的にチェックしない。
振り返りコメント(理解度?点/100点、理由、
チームへの貢献度?点/100点、理由、疑問や意見)
を見て、短くコメントを返す。
検印を押すだけでも良いか。
コメント内容は記録しない。
提出状況もチェックしない(数人は提出忘れがいる)
コメントについて、特に気になることがあれば
次回の授業冒頭にて取り上げた。
たとえば「最初の解説が早すぎて分からない」
というコメントに対して、
「最初の10分で理解できるものではないので、
まずは頭と耳に入れることが重要。
集中して聞いておき、後のグループ演習で
理解を確認し合うと良い」と説明した。