渡辺健介『世界一やさしい 問題解決の授業』

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

 

最近特に、言葉として意識的に目を向けている

「問題解決」の本。

 

言葉の定義はさておき、

授業を通して「知識」を伝えるだけでなく、

「問題解決能力」をどう伝えるかを

テーマとしてきました。

 

アクティブラーニングを取り入れてからはなおさらです。

 

キャリア教育の観点からももちろん大切ですし、

「生きる力」を形成する一つの要素でもあると思います。

 

あるいは体育祭や文化祭の行事を行う意味の一つでもあり、

さらに言えば受験だって授業だって問題演習だって、

問題解決を実践的に学んでいるのだと考えています。

 

○○ツリーや○○マップや○○法といったメソッドを

明示的に教えるかどうかはともかく、

 

授業や行事を通じて、

「いかにして問題を解くか」

を伝えたい。

 

かの数学教育における古典的名著

G.ポリア『いかにして問題をとくか』

は非常に刺激的な内容でした。

 

どうしたら効果的に伝えられるのでしょうね。