野崎昭弘「はじまりの数学」

 

はじまりの数学 (ちくまプリマー新書)

はじまりの数学 (ちくまプリマー新書)

 

 

半分は数学史(エジプト〜ギリシャが中心+デカルトケプラーくらい)、

残り半分は数学パズル(パリティ、帽子の色、いつかは元に戻る証明)、

最後に生活と数学(利息など、直感が騙される系)、

 

と、様々な面から「数学って面白いんだよ」

「数学、学んでみようよ」と訴えかける本です。

 

野崎さんらしい、素朴な想いで書かれたのだなぁと

温かさがとても伝わってくるのですが、

ちょっと欲張りすぎて中途半端になってしまっている感じがあります。

 

なんて偉そうに述べてますが、

ケーキを裏返すパズルとか、リボ払いの罠とか、

しっかり楽しんで読みました^ー^b