池上彰『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』

 

 

 

さすがの分かりやすさ。

 

教師として、あるいは教職の授業を受講した身として、

さすがに目新しい内容こそありませんでしたが、

 

現代の日本の教育にまつわる様々な制度や諸問題について、

あまり色づけすることなく(と言ってもやはり色はありますが)、

語りかけるように分かりやすく書いています。

 

よく調べてあるなと感心しました。

 

教職の授業を受ける前提知識として、

あるいは日本の教育に対して一家言もの申す前の土台として、

広く読んでほしい一冊です。