赤瀬川原平『トマソン大図鑑』
これはものすごく人を選びますね・・・
面白さに共感できる人と、全くできない人との両極端に分かれるであろう分野です。
説明が難しいですが、壁際になぜか数段だけある階段とか、
塀がないのに門だけあるとか、窓がないのに庇だけあるとか、
そういう無用な建築物のパーツ、ということでしょうか。
(初めから無用だったわけではなく、時が流れて、
周りが壊されたり埋められたりして、結果的に無用になったもの)
私はかなり共感できました。
これは面白い。
割と身近にいくつかあって、ずっと不思議だなぁと感じていたのですが、
こういうことだったのですね。
こうして分類されて、ここまで並べられると、ただ圧倒されます。