ジョゼフ・ミケーリ『ゴールド・スタンダード』

 

ゴールド・スタンダード

ゴールド・スタンダード

 

 <目次>

リッツ・カールトン経験

方針1 定義し、磨きをかける

 基礎を築く:コア・アイデンティティと文化を伝える
 適合性を高める


方針2 信頼して権限を与える

 人材を選び抜く
 信頼の問題


方針3 大切なのはあなたではない

 他人に焦点を当てたビジネスを作り上げる
 現場の視点を支持する


方針4 ワオ体験を届ける

 ワオ:究極の顧客経験
 ワオ体験を作り出す


方針5 消えない足跡を残す

 志し、成し遂げ、教える
 持続可能性と管理

続いていく印象
日本語版特別収録ザ・リッツ・カールトン大阪、成功の秘訣

 

 

リッツカールトンをリッツカールトンたらしめている、5つの方針。

 

ただただ、素晴らしいなぁと思うばかりです。

前野隆司『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』

 

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

 

 <目次>

序章 役に立つ幸福学とは


第1章 幸せ研究の基礎を知る

幸せの意味
幸せの測り方
幸福研究の動向
幸せは何と関係するのか
知っておくべき幸せの報告


第2章 幸せの四つの因子

幸せの因子分析
幸せのクラスター分析
「やってみよう!」因子
「ありがとう!」因子
「なんとかなる!」因子
「あなたらしく!」因子
守・破・離


第3章 幸せな人と社会の創り方

成熟と幸せ
社会デザインと幸せ
創造と幸せ
人材育成と幸せ

 

 

幸せを科学的に分析し、

幸せにつながる4つの因子を抽出しています。

 

挑戦、感謝、前向きさ、自分らしさという4つの因子。

 

たしかにこれを備えていれば幸せに近づくことは納得できます。

喜多川泰『手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜』

 

手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜

手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜

 

 

こちらも良い本でした。

やはり小説というジャンルではなさそうです。

 

前作の『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』とのつながりも面白いです。

 

高校生にぜひ読んで欲しい。

レオナルド・インギレアリー,ミカ・ソロモン『リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書』

 

リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書

リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書

 

 <目次>

はじめに お客さまにとって「唯一の存在」になるには
脚立に乗った営繕係―最高レベルのサービスを実現する
顧客満足の4つの要素―完全な商品、気配り、タイミング、トラブル解決
技術としての言葉―ひとつの言葉もおろそかにしてはならない
リカバリー!―サービスの失敗を挽回する
リピーターになりたくなるシステムをつくる―お客さまの役割、ゴール、好みを追跡する
先を読んで商品とサービスを提供する―プロセスの主導権を握る
スタッフ―採用、オリエンテーション、トレーニング、さらなる向上
リーダーシップ―お客さまを中心に据えた組織づくり
価値があるかどうかを見抜く―価値、コスト、価格決定の指針
オンラインでお客さまの心をつかむ―インターネットの力を活用して、お客さまもあなたの会社も目的をかなえる
こんにちは/さようなら―ふたつの重要な瞬間

 

 

リッツカールトンにおけるサービスの原則。

 

サービスで評価される他の企業もそうですが、

これだけの精神が共有されていることが素晴らしいですね。

 

勉強のために、一度泊まってみたいです。

岩田松雄,高野登『スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。 本当のホスピタリティの話をしよう』

 

 

 <目次>

第1章 ホスピタリティはいかにして生まれるのか?

「隣三尺」の教え
スターバックスの奇跡 ほか


第2章 ブランドはいかにして育つのか?

ブランド=プロミス
企業はなんのために存在するのか? ほか


第3章 御社のミッションはなんですか?

ディスカウントホテルの高野さま!?
「人事」という最大のメッセージ ほか


第4章 おもてなしと日本人の感性

日本人のホスピタリティの特性
心に音をのせる ほか

 

 

 

スタバとリッツカールトンの日本法人のトップを務めた二人の対談。

 

いずれも最上級の体験を顧客に提供することで知られる企業なだけに、

非常に参考になりました。

 

スタバやリッツカールトンを超えるサービスを実現したいものです。

リヒテルズ直子『世界一子どもが幸せな国に学ぶ愛をもって見守る子育て ~わが子を「かまう」から「寄りそう」へ~』

 

世界一子どもが幸せな国に学ぶ愛をもって見守る子育て ~わが子を「かまう」から「寄りそう」へ~

世界一子どもが幸せな国に学ぶ愛をもって見守る子育て ~わが子を「かまう」から「寄りそう」へ~

 

 

自立の心、安心の心、共感の心をどう養うか。

 

愛情は本当に大切ですね。

 

とても勉強になりました。

リヒテルズ直子『オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる』

 

オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる

オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる

 

 

オランダの教育で大切にされているものが良く分かります。

 

インクルーシブ教育、シティズンシップ教育のお手本になりますね。

 

もっとも、あちらではそんな言葉が必要ないほど、

当たり前のことなのだろうと思いますが。

 

日本もそのレベルに至りたいですね。